フレームの種類

JISによる分類

フレームはJIS(日本工業規格)によっても分類されています。

JISによる分類では、フレームを構成する要素によってフレームを分類します。

フレームを構成する要素

メガネフレームの構造
部位名称説明
フロント フレーム前面の部分です。
ブリッジ 左右の本体部分を繋ぎ合わせる橋の部分です。
モダン 耳に掛ける部分です。
テンプル メガネのツルの部分です。
ヒンジ テンプル(ツル)と本体を繋ぎ合わせる蝶番です。
バンドもしくはリム レンズを支える部分です。
パッドアーム パッド(鼻当て)とブリッジを接合する部分です。
パッド 鼻にあたる部分です。

JISによる分類

名称説明
メタル枠 フロント(前面)が金属で出来ています。
プラスチック枠 フロント(前面)がプラスチックで出来ています。
コンビネーション枠 A(コンビ) フロント(前面)が金属とプラスチックにより出来ていて、 リム(レンズ周り)がプラスチック出来ています。
コンビネーション枠 B(ブロウ) フロント(前面)が金属とプラスチックにより出来ていて、 リム(レンズ周り)が金属で出来ています。
縁なし枠 リム(レンズ周り)に枠がありません。 テンプル(つる)とブリッジ(橋渡し部分)に直接レンズを取り付けます。
溝掘り枠 リム(レンズ周り)に枠がありません。 レンズの外周に溝を掘り、ナイロン糸などでレンズを取り付けます。

いろいろな分類

他にもデザインによる分類などがあります。

イメージ名称説明
ポストン ボストン 緩やかに逆三角を描くデザインです。
ブロウ ブロウ レンズ上部の縁が大きいデザインです。
オーバル オーバル ラウンドを潰したような楕円を描くデザインです。
ラウンド ラウンド レンズ周囲が丸いデザインです。
ウェントリン ウェントリン オーソドックスなデザインです。

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